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東雲水域

性転換系、交換系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

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絶対理想彼女 4

 自分の身体を貫く、自分自身のペニス。
 言葉だけ聴くとほんとわけのわからない状態だ。人類で初なんじゃないだろうか。
 普通は自分の身体を自分の逸物で貫くなどできるはずがなく、できたとしたらそれはもう色々とグロい状態になっているのが前提の話だ。
 それはさておき。
(抜く、と言っても、どうやって抜くか……)
 自慢じゃないが、俺のものは平均よりデカいと自負している。さすがに外国人並とは言わないが、少なくとも興奮して膨張している状態のそれは相当な長さと太さを両立していると思っている。
 その自慢のそれは、いまはむしろ杭になって俺の自由を制限しているというのだから笑えない。
 左右や前後に動こうとすると、それが邪魔になって動けなくなるのだ。無理矢理動こうとすればそれが身体の中を抉り、なんとも言えない感覚を生み出してくる。
(このままじゃ動かせないか……いっそ、萎えてくれりゃいいんだが)
 一度出したにもかかわらず十分な硬度を保ってるのは、そういう場合なら自慢だが、今に限っては厄介な状態でしかない。
(じっとしてたら勝手に収まらねえかな……)
 刺激さえ与えなければいいはずだった。案の定、暫くじっとしていると身体の中の圧力が少し緩んだ気がする。体内に感覚があるというのは気持ち悪い感じもしたが。
(よし……そろそろ……ん……く、ぅ……っ)
 動こうとして、すぐにまた身体の中にあるものが硬くなるのがわかった。少し動いただけなのに、それだけでまた勃起してしまったようだ。
 意思がない以上、身体の感覚に純粋に反応しているだけなのだが、それだけ肉体的に元気であることを喜ぶべきなのかどうか。
(くそ……っ、ダメだ。これじゃあ脱出できない。ここは……やっぱりやるしかねえのか……?)
 実のところ、考えられる解決策がひとつはある。ペニスの勃起が収まる条件はいくつかあるが、そのうちいまの状態でもできることがある。
 もう一発抜いてやればいいのだ。身体は固定されているとはいえ、全く動けないわけじゃない。ある程度の上下運動くらいならできるはずだった。
 動ける範囲で腰を上げ、下ろす。その動きだけでも、俺自身のペニスに対する刺激としては十分なはずだった。
 問題があるとすれば、女みたいに腰を振らなければならない事実に俺が耐えられるかどうかというところだ。これでも男としての自負がそれなりにある。自分自身とはいえ、男の逸物に対し、自ら奉仕するような動きは、俺の尊厳を傷つけそうだ。
(だけどまあ……背に腹は替えられないか……)
 このままじゃ埒があかないのも事実だ。幸い相手は見ず知らずの男ではなく、意識もない俺自身の身体なのだから、オナニーをしているようなものだと思えば自尊心も保たれるだろう。
 そうやって自分自身を納得させ、腰を動かし始める。
 さっさと終わらせるためにも上下に素早くピストン運動をしたかったのだが、拘束具がそう簡単には身体を動かさせてくれない。
 足の拘束具が特にくせ者で、腰を上げようとするなら両足の太股で、男の俺の胴を強く挟みこんでやらなければならなかった。その状態で身体全体を前後に揺するように動かすのだ。これによって参ったのは、適当につけた乳首の鈴だった。
 そんなに強くしたつもりはなかったが、敏感なところを挟んでいる金具が、鈴が揺れて音を立てるのと同時にちりちりとした痛みをそこに生み出す。そのたびに結んである鈴がうるさく音を立て、俺がどれだけ無様な動きをしているのか、否が応でも知らしめてくるのだ。
 身体全体を絞り上げるボンテージによって、この身体の大きな乳房はさらに絞り出されて強調されている。その乳房に着けられた鈴が鳴ることで、自分がいま女の身体をしているのだということを強く印象づけてくる。
(くそ……っ、なんでこんなことに……さっさと出せよっ)
 羞恥心と共に、なんだか苛立ちが湧いてきて、俺は腰の動きを加速させた。射精間近の膨張を男の俺の身体はする。だが、そこから中々射精に至らない。
 それは俺の方の動きにも原因があるに違いなかった。激しい動きで腰を揺するうちに、俺はそこから生じる自分自身の快楽に気付いてしまったのだ。
 だがそれに溺れるほど俺はまだ女の身体になってしまったことを受け入れられていなかった。結果、強い快楽を感じそうになると、自ら動きを止めて快楽を止めてしまう。そのせいで男の俺の方も出し切ることができないのだ。
 自分自身に寸止めして、責めをしているのに等しい。
(くっ……くそ……きもちわりぃ……)
 虚勢とは自覚しつつ、そう心中で毒づきながら俺は腰を動かす。腰を持ち上げると、身体の中で男の俺のペニスが膣壁を擦る。じっくり時間をかけすぎたのだろう。
 俺は膣内の感覚を捉えることに慣れてきて、はっきりと俺のものの形すらわかるようになっていた。それはそれだけそこにあるものの感覚を強く感じているということである。
(ぐぅ……! やべ……なんか……痺れ……?)
 男の俺の腰を挟んでいる足の、内側の筋肉が痙攣する。意識していないのに肩が震え、視界が滲んだ涙で歪んだ。
 それが絶頂寸前の感じ方だと気付いたのは、ずっとあとになってからのことだ。
 俺はついに耐えきれず、強く男の俺のものを締め付けながら、身体を震わせてイってしまった。
 それと同時に、それが十分な刺激となったのか、身体の中に差し込まれたペニスがはっきりと脈打ち、身体の一番深いところに熱いものを噴き出すのがわかった。
 俺は自分自身に中だしされてしまったのだ。

つづく
[ 2018/05/16 20:00 ] 小説・絶対理想彼女 第一章 | TB(-) | CM(0)
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